学習科目のご紹介

日常

幼い子供は、立つ座るから始まり、運ぶ、洗う、拭くなどの大きな動きを練習します。成長するにつれ指先を使った、切る、貼る、折るなどの練習をします。簡単なことから「自分でできた」という達成感を繰り返していくうちに、より難しい課題に自分から進んで取り組める様になります。上級へ進むにつれ、見通しを立てて工夫していく力に成長していきます。

言語

幼い子供は手を動かし、書く練習(運筆)から始まります。そして音や拍、表記の違い(○ほうき、×ほおき。○こおり、×こうり)を数多く紹介していきます。次第に自ら語彙力を増やし表現力を豊かにする力へと変化していきます。日本語の50音の構造(母音と子音)を知り、文の構造を知り、文法へと進みます。

感覚

五感の分野は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚があります。教具を使って、物の大きさや形(視覚)、音階や音質(聴覚)、物の質感(触覚)などを学ぶほか、味の違い(味覚)、においの違い(嗅覚)を楽しむものがあります。

幾何学の分野は図形の違いを知り、色々な形を組み合わせて形作りを行います。次に、形を構成する力から分解する力を育みます。この幾何学的思考は数の分野の理解へと繋がります。

数には数量、数詞(さん)、数字(3)があります。まずこれらを0と1〜9の10個の数(10進法)で体験します。幼い子供は数量を具体物を使って感じることから始まります。10まで知ると大きな数(百、千)の構成を知っていきますが、常に具体物があることが特徴です。分数、小数、代数も具体物で学びます。

文化

地理:地球儀や地図、絵カードをつかって、宇宙(太陽系)や地球、地理、国旗を学びます。
生物:動植物の分類、生物の成長を模型やカードで学びます。
歴史:生命や人間の進化の歴史をカードや模型で学びます。
物理:浮力、力学など教具で体験します(準備中)。
その他、時間概念、音楽も学びます。

コスミック教育(文化教育の一環)

コスミック教育とは、自分という命を宇宙的視野で見つめる活動であり、モンテッソーリ教育の重要な目標の一つになります。命の役割を感じることによって「平和心」や「利他の心」に繋げていく教育です。

宇宙の始まりから太陽系や地球の誕生については特別講座として、不定期に講師を招いて開催します。

講師:古川真先生(ひたち野きずな塾 塾長、過去に国際宇宙ステーションのプロジェクトに従事)

教具のご紹介

授業で使用する教具のご紹介です